製品Q&A
- 木質バイオマスの発生量と利用状況(推計)は?
-
注:林地残材:林野庁「平成21年木材需給表」等から推計
製材工場等残材:農林水産省「農林水産統計(木質バイオマス利用実態調査・平成17年度)」林野庁「平成21年木材需給表」等から推計
建設発生木材:国土交通省「平成20年度建設副産物実態調査」等から推計■未利用間伐材等
・間伐や主伐により伐採された木材のうち、未利用のまま林地に残置されている間伐材や枝条等が年間約2,000万立方メートル発生しています。
・今後これらを利用していくためには、施業の集約化や路網の整備等により安定的かつ効率的な供給体制を構築するとともに、新たな需要の開拓などを一体的に図っていく必要があります。
・製材工場等残材や建設発生木材は、ほとんどが利用されているため、更なる木質バイオマスの利用拡大には、未利用間伐材等の活用が重要な課題です。■製材工場残材等
・製材工場等から発生する樹皮や背板、のこ屑などの残材。
・年間約850万立方メートル発生していますが、そのほとんど(約95%)が製紙原料、燃料用、家畜敷料等として利用されています。■建設発生木材
・土木工事の建設現場や住宅などを解体する時に発生する木材。
・年間約1,000万立方メートル発生していますが、そのうち約90%が燃料用や製紙原料、木質ボード原料等として利用されています。